中国本土に陸上した。北京、天津、大連を訪問する。それぞれが訪問する場所へは貸し切りのバスだ。信号も私達が乗っているバスの為に信号が青に変わるVIPぶりだ。
訪問した順番は忘れてしまったが、有名な絨毯工場へ行った。訪れると必ずお茶を出される。それもジャスミンティーだ。茶碗に直に茶葉を入れて湯を注ぎ、ふたをずらして飲むのだ。始めのうちは、ジャスミンの香りがダメだったが後半は美味しく頂いた。
中国の高校生との交流があった。流石に中国!太極拳、踊りなど本格的だった。それに比べて私達は当時流行っていたチャゲと石川優子の「ふたりの愛ランド」の合唱だ。チャゲのキーが高いもんだから、男子はチャゲの下のキーで歌い、全くさえず白けた披露だった。・・・がま、これから直しようもないのでそのままにしておいた。中国の高校生と直接話す機会があったのだが、私達は中国語も情けない事に英語も話せない。ジェスチャーでのやり取りで何とか終わった。
その当時の中国は日本の50年前をいっていた。休みの日には「冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ」がパレードしていた。いまでは、とうに抜かれてしまった。
私達、女子は浴衣を着て現地の学校へ訪問した。事前に自分ひとりで着付けが出来るように母親に教わった。
デパートでお土産を見る時間があった。お小遣い金額は決められていたが、それを守るほど優等生ではない。多めに持って行った。中国のデパートは商品が全てショーウインドーの中に入っていたり、洋服も店員に言わないと見せてくれないシステムだった。私は「チャイナドレス」が欲しかった。店員さんに一生懸命に「チャイナドレス!チャイナドレス!」と連呼したら分かってくれて無事にピンクのチャイナドレスを買う事が出来た。
それから、アクセサリーのコーナーを見ていたら素敵な翡翠のピアスを見つけた。私はピアスは空いていなかったが、18歳になったら空けるつもりでいた。なので先に買ってしまえ!と思い、購入した。
上記のイラストに本当によく似ているピアスだった。どこにしまってしまっただろう・・・。見つけてえ身に着けたいな。
中国は自転車天国だ。オートバイより自転車を使っている人が多く自転車専用のレーンがあるほどだ。
又、バスは東京都バスを2連にした形で繋ぎは電車のように蛇腹になっていた。乗る機会はなかったが、やはり人口が多い国なのだと思った。
つづく。
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