31歳の時に職場で知り合って、お付き合いを始め、38歳で結婚し、39歳で別れた祐ちゃん。もう20年以上の付き合いになる。
ある日、私の調子が物凄く悪くてLINEで祐ちゃんとやり取りしていたら、どんどん興奮してしまって祐ちゃんにまくし立てていた。LINEなのに祐ちゃんは「怖いから止めて」と言う。何が怖いのか。LINEではないか・・・。直接電話した。言い争った。「嫌ならこのまま、これから会うのを止めたら良いじゃない」と半べそで言う。「イヤならブロックすれば良いじゃない」と言う。止めて得をするのは祐ちゃんだけだ。私はまだ祐ちゃんとの内縁関係の時代の事で納得していない事があったのだ。それが何かはその時は分からなかったが祐ちゃんを責めた。祐ちゃんは「もう、ブロックするからね!!」と怒鳴った。
「そんなに別れたいならお父さんお母さんが亡くなったら助けてあげないからね!」と怒鳴り電話を切った。私にはもう祐ちゃんしか居なかった。祐ちゃんにしてみたらいい迷惑だろうが、20年以上の付き合いをLINEのブロックで済ませようなんて酷すぎる。そして絶望して自殺を考えたが、もう誰かのせいで死ぬのはイヤだったので勇気を出して「厚生労働省のいのちのSOS」へ電話した。ところが何度電話しても話し中で繋がらなかった。泣き疲れて眠りについた。
又どうやって、連絡を取る様になったのかハッキリと覚えていないけれど、祐ちゃんから謝って来たと思う。
私は内縁関係の時の祐ちゃんが、なかなか定職に就かないから入籍出来ずにいた事、収入が少ないから生活費と不妊治療で借金をしていて、首が回らなくなって自己破産した時も他人事で手続きに法テラスの事務所に一緒に行っても何も聞かなかった(心配しなかった)事、それを言ったら「自分の借金じゃないから関係ないと思った」と言いやがった。「女房が自己破産しようとしてたら普通心配するでしょ!」と言った。入籍出来なかったから実姉に「騙してたのか?」と責められて自殺するまで追い込まれた事。全て自分は関係なくて居た事に怒った。
やっと理解してくれたみたいで、「これから凜に出来る限りの事はするから安心して。」と言ってくれた。
私はやっと救われた。お金での解決では済まない、話し合いが私達には必要だった。
祐ちゃんは基本優しい、そして気が小さい。でも私には無いユーモアがある。祐ちゃんって良い人だなっと思ったきっかけも些細な事を笑わせてくれたから。内縁関係がダメになったのは私にももちろん理由がある、祐ちゃんの代わりに働いて収入を得られなかった事、ガミガミ言った事。言い訳かもしれないけれど、私も一杯一杯だった。
2023年4月今もそばに居てくれている。(同居はしていない)
祐ちゃん、色々あったけど、いつもありがとう。
つづく。
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