68 凜 他界

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2021年8月31日初めて飼った猫の凜(私のここで使っている名前の凜は飼い猫から持って来た名前だ)
が息を引き取った。

「凜」は猫を飼いたいと思った日に野良猫が良く居る近所の公園へ空のトートバックを持って行き偶然、近所のおばさんが猫に餌を与えていて近寄ったら「お姉さん、飼ってくれる?「はい」「良かった、この子ね」といって譲ってもらった子猫だった。初めて飼う猫で勝手が分からなくて大変だった。でも思い出が沢山ある。忙しくて構ってあげられなかった事もあった。


21歳で旅立った。だいぶ前から寝たきりになっていた。齢も歳だし長くはないと覚悟はしていた。8月31日夜テレビを見ていてフッといつも「凜」が居るクッションの所を見たら「凜」が痙攣していた!慌ててタイルで包んで抱きしめて「凜!凜!凜!凜!」と大きな声で呼び続けた。瞑っていたいた目が一瞬開き目が合った。そして「凜」は息を引き取った。私は今迄こんなに泣いた事は無いという位大きな声で泣き叫んだ。ただただ悲しかった。強く抱きしめた。

祐ちゃんに電話した。祐ちゃんも泣いてくれた。「この前歩くのもフラフラなのに自分の所まで来てくれたのは挨拶しに来てくれたのかな?」と話した。

9月1日お棺替わりの段ボールをセリアで購入して、バスタオルを敷いてお花を散りばめて風呂敷で包んでタクシーで両国の回向院へ向かった。
お経をあげてもらっている間涙がずーっと止まらなかった。ただただ「「凜」ありがとう。ごめんね。」だった。

つづく。

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