2021年6月10日クボタクリニックの竹林先生に「愛着障害」ですと診断される。
「愛着障害」とは先生曰く「家で安心できるから外で頑張る事が出来るんです。その家が安心出来なければ頑張れないという事です。よく親が「酒乱」だという例がありますが、病歴とご家族のお話しを聞くと「愛着障害」です。」との事。
25歳で「うつ病」と診断されていたから、ショックだった。なぜならば原因が両親、兄姉、家族のせいだから。家族というのは世界中が敵になっても味方になってくれる人の事を言うのではないだろうか?
7月8日
「愛着障害」がベースにある「双極性障害」と診断された。
「愛着障害」は「うつ病」になりやすいそうだ。「父の事はどうでもいいけれど母と姉の良い所、悪い所の惑わされて憎み切れずに辛い。しかし、嫌いでも良いですよね?」という問いに「良いです。」「姉はまだ生きています。どう接したら良いでしょうか?」「近づかない、分かり合おうとしない事」と言われた。「放っておいて良いですか?」「良いです」との事。
「これからの私の治療法は?」「薬、そしてイヤなエリア、不快」な場所には距離を置く事」
「私の病気は治りますか?」「一生付き合って行きます」
「私の性格が作られる子供の頃に愛着障害になっていた私は何なのか?とても複雑です。」「それは特性です」
ウチに帰って「特性」は何か?調べた。
「特性」(special quality)そのものが持っている性質や能力。特質。
(性質→持って生まれた気質の事)
(特質→そのものが持っている特別の性質)
私はTHE ONEだという事だ。
親友のみどりに「私、双極性障害だって、これからも付き合ってくれる?」とLINEを送った。返事が来た。「これからは、楽に生きられるといいね」と短い文章だったけど受け入れてくれた。感謝。
これからは、へんな遠慮はしない事にした。
8月5日
「私は双極性障害の1ですか?2ですか?」「お話しを聞いていると1です」との事。
「最近、ネット通販で買い物をしてしまう。躁状態でしょうか?」「そうです」「気を付ける事はありますか?」「お金です。根拠の無い自信で買い物をしてしまうんです。予防として3者にお金の管理をしてもらうのもあります」
12月16日
「私は「うつ状態」からいつ「双極性障害」になったのでしょう?」「元々、双極性障害です」との事。
初診の日大で診断された「うつ状態」が誤診だったのだ。25歳から54歳までの29年間私は「うつ病の治療をして来たのだ。全く無駄だった。イヤ、「不眠症」の薬を処方してもらえたのは良かった。
しかし、もっと早く正しい治療をしていたら今どうなっていたのか?もっと良くなっていたのではないか?と考えずにはいられない。悔しい。時間を戻したい。
「性格ではなくどういう状態(状況に至ると)「躁」なのでしょうか?自分の性格なのか病状の躁状態なのか区別を知るにはどうしたら良いでしょうか?(自分としては区別を知っておきたい)」「自分が「うつ」「躁」だと気にせず「躁」状態が元気なら良いねと思ったら良いのでは?」そんな事出来るのか?と思ったが、2023年4月現在、そう思えている。そう思える様にやっとなった。
2023年4月27日
「私の双極性障害は遺伝ですか?」「今は何とも言えないけれど、お母さんはどんなでしたか?」「癇癪持ちでした」「おそらく遺伝だと思われます」
「腕の傷跡などを治ってきても傷つけてしまうのは自傷行為でしょうか?」「そうです。必要な事ですので気にしない様に」
私は精神疾患の初歩の初歩をやっと知った。本来は25歳の時に具合が悪くなった私の代わりに母親が調べても良いはずの事を29年経ってやっと知った。
「うつ」の時は祐ちゃんが助けてくれる。クリニックに行かれない時は代わりに行ってくれる。「躁」で元気なら良いじゃない。生活は生活保護で暮らしていける。
今、抱えてる問題は「不眠症」睡眠薬を服用しても30時間起きっぱなしで、20時間眠ってしまったりして不規則な事。時々「不安になる(パニック発作)」「脚ムズムズ症候群」の3つだ。
「愛着障害による双極性障害」を受け入れるのに約2年の時を必要としていた。
これからも治療は続く。
つづく。
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